カテゴリー: 木曜

パトロンが欲しい
私の知り合いにヤクザみたいな人がいました。どう言う仕事なのかはっきり知らないけれど裏社会で働いていると聞きました。その人の名前は渋谷さん。怖い雰囲気ですが部下には厳しいけれど、昔っから私のことを知っていることもあって私には優しく、下ネタ好きで、渋谷さんの会社の忘年会でコンパニオンとして参加すると、他のコンパニオンの女性よりも多めに日給をくれたり、私がお金で困っている話をひとづてに聞いたのか無償でお金くれる人にもなってくれました。「返さなくてもいいから。」と言ってくれてありがたかった。
ところが、渋谷さんが病気になってしまいその後遺症からか半身不随になってしまいました。そのためたくさんいた部下たちはどんどんといなくなってしまいました。さらには、無償でお金くれる人だった渋谷さんが借金だらけの生活になったと聞きました。その頃は私自身も仕事が忙しくなり渋谷さんに顔を出すことができなくなってしまいましたが、渋谷さんの誕生日にたまたま連絡があり少しでもいいから顔見せてほしいと言われ行ってみると、以前よりやせ細った姿を見かけました。「こんな老ぼれだけど、あそこだけは元気なんだよ。」下ネタは健在でした。「本当は金があれば楽しませるところ行けるのにこんな体と、金なしじゃもう楽しむことも出来ないな。」笑いながら話す渋谷さんに私は少しなら手伝いますよと言って渋谷さんのアレを触れようとしました。そんな行動に驚きながらも受け入れていました。
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